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ギアモータ / ギヤードモータ - コアレスモータ株式会社

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ギアモータ / ギヤードモータ

Geared01

当社ギヤードモータとはブラシレスモータとギヤヘッドの組み合わせた製品の総称です。

当社ブラシレスモータは基本的に高速回転(3,000rpm~15,000rpm)となっておりますが、お客様が実際に使用されるアプリケーション/用途では、ギアモータ/ギヤードモータとして使用し、低回転・高トルクを必要とされる場合が数多くございます。そこで、コアレスモータ社といたしまして、そのようなご要望に応えるべく、ギヤードモータをラインナップいたしました。

特徴

  • check_circle_outline外付けギヤとの組合せで簡単にトルクの拡大と回転数の調整が可能
  • check_circle_outline圧倒的なコストパフォーマンス
  • check_circle_outlineバラエティー豊かな減速比率
  • check_circle_outline選べる出力軸(キーシャフト、丸形、中空軸)
  • check_circle_outline低騒音、長寿命
  • check_circle_outlineメンテナンスフリー
  • check_circle_outline高い防錆効果

平行軸型遊星ギヤヘッド(2種類のクランプ方式)をご用意しています。

ギヤとモータの組み合わせについて

対象モータ

CPH40

CPH62

CPH80E
CPH80F

CPH80H

LWH110

ギヤヘッド種類

PLF: 角型平行軸遊星ギヤヘッド(フランジ取付タイプ)
PLE: 丸形平行軸遊星ギヤヘッド(タップ取付タイプ)

ZFR:直行軸遊星ギヤヘッド

取付寸法

60mm
90mm

120mm

ギヤ段数 1~3段
減速比

1段構成: 3, 4, 5, 7, 10
2段構成: 12, 16, 20, 28, 35, 40, 50, 70

3段構成: 64, 80, 100, 125, 140, 175, 200, 260, 350, 400, 500, 700, 1000

出力軸形状

S1: 丸シャフト

S2: キー溝シャフト

S3: 中空軸(直行軸)

K: 中空軸(同軸)

精密度等級 P2: 標準
P1: 精密
P0: 高精密

1)〜7)の組み合わせに関しては、ギヤードモータカタログを参照ください。

モデル名ベースモータギヤタイプ12Vdc24Vdc36Vdc48Vdc
CPH40-M52GXR CPH40 M52GXR    
1/3~1/326 1/3~1/276    
CPH62-PLF CPH62 PLF    ○  
  1/3~1/200  1/3~1/200  
CPH62-ZFR ZFR    
  1/3~1/64 1/3~1/64  
CPH80E-PLF CPH80E PLF  
  1/3~1/200 1/3~1/200 1/3~1/200
CPH80E-ZFR ZFR  
  1/3~1/64 1/3~1/64 1/3~1/64
CPH80F-PLF CPH80F PLF    ○  
  1/3~1/200  1/3~1/200  
CPH80F-ZFR ZFR    
  1/3~1/64 1/3~1/64  
CPHF80H-PLF CPHF80H PLF  
  1/3~1/200 1/3~1/200 1/3~1/64
CPHF80H-ZFR ZFR  
  1/3~1/64 1/3~1/64 1/3~1/64
LWH110-PLF LWH110 PLF  
1/3~1/400 1/3~1/1000 1/3~1/1000  
LWH110-ZFR ZFR  
1/3~1/100 1/3~1/100 1/3~1/100  

*製品の仕様は予告無しに変更される場合があります

ギア比:選定例

ここでは実際にギア比を選定される場合を踏まえ、一例から一緒に考えていきましょう。まずは、ご要望の回転数とトルク、仕様電圧を確認します。
ここでは仮に、24Vのバッテリーを使用し、回転数が100rpm, トルクが15Nmとします。それがわかれば、モータの選定です。

出力(W)=回転数(rpm) x トルク(Nm) x 2π/60から、24Vで157W以上出せるモータを選定するのですが、ギア効率も考慮して、170W~200W程度の出力モータを選定しましょう。

コアレスモータで24V, 170Wのモータがちょうどありましたので、CPH62を選定します。

さて、お次はギア比の選定です。モータの定格トルクを確認します。CPH62の定格トルクは、0.47Nmです。
15Nm出すには、最低でも1/32のギア比が必要になります。この際、少し余裕をもって1/35を選びます。
1/35のギア比とCPH62の定格回転数の3,500rpmから、ギアヘッド出力軸の回転数は100rpmということになります。よって、CPH62で1/35のギヤヘッドを選定します。
さあここまできたら、あとはスペースと取付け方法の問題だけです。残されたスペースと取付け方法に応じてPHFシリーズかPHEシリーズから選択しましょう!

必要な公式

・出力(W)=回転数(rpm) x トルク(Nm) x 2π/60
・ギヤ出力軸回転数(rpm) = モータ単体回転数(rpm) / ギア比
・ギヤ出力軸トルク(Nm) = モータ単体トルク(Nm) x ギア比

ギヤードモータのメリット

  • check_circle_outline高トルクが出せる
  • check_circle_outline多少の負荷変動では大きな影響を受けない

当社ギヤードモータとはブラシレスモータとギヤヘッドの組み合わせた製品の総称です。
当社ブラシレスモータは基本的に高速回転(3,000rpm~15,000rpm)となっておりますが、お客様が実際に使用されるアプリケーション/用途では、低回転・高トルクを必要とされる場合が数多くございます。そこで、コアレスモータ社といたしまして、そのようなご要望に応えるべくギヤードモータをラインナップいたしました。
ギヤードモータは剛性が強く、ねじれ等に強く、負荷変動に影響されて回転数が大幅に落ちるなどの影響が少ないのも特徴の一つです。

コアレスモータ社では、遊星ギヤヘッド(□60または□90)で角型平行軸遊星ギヤヘッドと丸形平行軸型ギヤヘッドおよび中空軸ギヤヘッドを標準品として数多く取り揃えております。

ギヤードモータのデメリット

  • check_circle_outlineギヤヘッド部のスペースが必要になる。
  • check_circle_outlineギヤヘッド自身の効率を考慮する必要がある。

ギヤードモータはブラシレスモータとギヤヘッドの組み合わせた製品の総称のため、ギヤヘッド分のスペースの確保が必要となります。また、ギヤヘッドを使用するにあたり、ギヤヘッド自身の効率も考慮する必要があります。
ギヤヘッドはギヤ部に摩擦抵抗等のロスがあり、ギヤヘッド単体でも発熱します。
ギヤは減速比が大きければ大きくなるほどギヤヘッドの効率が悪くなりますのでギヤヘッド選定/ギヤ比選定時には、効率分も考慮して選定することが重要になります。

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